直営牧場について ~伝統と文化の味「京都肉」を育む。~

■ 直営牧場について

モリタ屋直営牧場(和知町升谷畜産振興組合)には、和牛肥育部門と和牛子牛生産部門の2カ所の生産基地があります。和牛の肥育を行う肥育部門(升谷畜産本場)は、丹波高地の奥深い山々に囲まれ、美しい由良川水系の畔にあって、牧場の歩みが「京都肉」ブランドの歴史とともにあります。

子牛生産施設(升谷畜産鴨谷分場)は、和牛の飼育に最適で昔からの和牛の産地であった丹後半島の中央部にあり、生まれた仔牛は本場で肥育され、文字どおり京都生まれ京都育ちの「京都肉」に仕上がります。 

■ 京都肉について

京都の牛の歴史は古く、1310年に描かれた我が国最古の和牛書「国牛十図」に「丹波牛」として取上げられています。おいしい水、四季折々の豊かな自然の中で、一頭一頭丹念に匠の技でじっくり育て上げる京都の和牛。その中から品質を厳選したものが「伝統と文化の味“京都肉”」。その繊細な味わいと上品な舌ざわりは、まさに美味の贅を極めた逸品です。京都産の和牛肉は高品質。品評会でも高い評価を得ています。

*「京都肉」とは、下記の条件をすべて満たした食肉のことです。

●品種が黒毛和種であること。

●京都府内で最も長く飼養されていること。

●京都市にある中央卸売市場第二市場において食肉加工されること。

●日本食肉格付協会の枝肉格付が最高ランクの「A5、B-5及びA-4、B-4規格」であること(著しく品質が劣るものを除く)。